この所アフリカからのアメジストが注目されています。タンザニアのモンドクォーツのアメジスト、ザンビアのシャンガンアメジスト、モザンビーク産のアメジスト、スモーキークォーツが有名なマラウイ共和国からもアメジストが産出しています。ブランドバーグもまだまだ健在のようです。アフリカンアメジストはしばらくは話題の中心になりそうです。やはりその美しさは誰もが魅了されます。産出はアフリカの大地溝帯沿いにあり、シャンガンアメジストの産出状態を見ましたが、なんの変哲の無いサバンナ地帯の赤土を掘り出し、泥まみれのアメジストを取り出していました。何を目指して掘り出しているのか分かりませんが、地元の方が以前から産出している事を分かっていたのではと思います。本品はタンザニアの中央部で産出した物で、モンドやシャンガンアメジストとは雰囲気が違います。どちらかと言うと南インドのカルールに似た感じが有ります。太古にはパンゲア大陸としてアフリカとマダガスカル、インドは隣接した地続きで、同様な地質構造であった可能性があります。3億年前の地球の産物と思うと悠久のロマンを感じます。この産地のアメジストは日本では見つけられず珍しいと思います。Rubeho Mt, Mpapwa, Mpwapwa District, Dodoma regio, Tazaia51×58.5×38.5mm 100.5g#水晶#天然石#アメジスト#タンザニア#ザンビア#モザンビーク#マラウイ#カルール#大地溝帯#パンゲア大陸