* * * 写真の追加は、無料のオークション支援サイト いめーじあっぷを利用しました。（無料） * * * 共和時代のcharvelアンプ内蔵モデル・エース清水カスタム・センドリターン端子増設、duncan designed JBモデルです。
年がら年中エース清水風ギターを作って遊んでいる者です。共和時代のスピーカー+アンプ内蔵ショートスケールモデルを、エース清水風にカスタムして、センドリターン端子を増設して外部エフェクターを接続できるようにしてあります。ディストーションサウンドやフィードバック演奏、サスティナー演奏が可能で、かなり遊べる仕様になっています。

【ピックガード】
charvelエース清水モデルを縮小したワンオフ製です

【サイドのライン】
きちんと塗装です。ボディは全塗装で、ラインだけ描き足したものではありません。ボディカラーは「純白」です。
トップコートはきちんとウレタンクリア塗装してあり、まだ完成してそこまで間もないのでほとんど新品ギターに近く見えるような印象だと思います。

【センドリターン】
センドは元からのアウトプット端子で、外部アンプを繋げば普通のエレキギターとして使えます。
リターン側は穴やジャックプレート他新設で、綺麗にできています。
センド(アウトプット)から外部エフェクターに繋ぎ、リターンに戻して、内蔵アンプスイッチをONにすれば、本体スピーカーでディストーション他エフェクトサウンドが鳴らせます。
ミニスイッチの切り替えでピックアップ直のクリーントーンも出せます。

【内蔵アンプ基盤】
最新の新品基盤です。元々の基盤から時代的に2周り位新しい物なので音はかなりクリアで良くなっています。

【ネック】
ショートスケール。ネック裏は元々飴色のクリア塗装でしたが、全て丁寧に剥いでメイプルの無塗装白木
【ON/OFFスイッチ】
青いLEDリングのプッシュ式です。
本来この位置はボリュームノブですが、手が当たるのでアンプのボリュームノブはバックパネルに移設してあります。

【ミニスイッチ×2】
中...今は何も繋いでいません
下...センドリターンを使わない場合のクリーントーン(ピックアップ直)切り替え用です

【ピックアップ】
duncan designed HB102B＝seymour duncanのSH-4JBのOEMモデルです。色々テストした結果、灯台下暗しでJB(HB102)が耐ハウリング性能に優れているのが分かりました。さらにガッチリ蝋浸透(ポッティング)を施しています。

【ギター自体の作り】
共和時代のcharvel基準の作りで、普通にいいものです。ショートスケールだからと言ってオモチャや廉価版ではありません。ネックボディ材も指板も、共和時代のcharvel DINKYシリーズ同等に作られています。ネック仕込み角度も調整し、弦高も普通に低めにできていてソロも十分弾けます。


こういうアンプ内蔵ギターは色々有りますが、だいたい普通だと音はまったく良くありません。原因はまずアンプボリュームがピックアップボリュームを兼ねて1つの操作ノブになった作りのせいです。
このギターではピックアップボリュームは無しにして、バックキャビティにあるボリュームノブはスピーカーボリューム専用にしており、センドリターンを使う事よって「小さな音でもディストーションサウンド」や「小さな事でもハリのあるクリーントーン」など、普通に良い音を出せる仕様にしてあります。
抱きかかえたギターから正面向きにアンプ音が鳴るのは、音を体で感じる事ができて気持ちいいですよ。

音のセッティングに寄っては「100%フィードバックさせる事ができます」。
ガーン！と一発コードを弾くとガーーーーーーーーーンとサスティナーと同じく永久に音が伸びていって、途中から非常にロック的にガーーーーーーンンンィィィィィイイイーーーーンとほぼ100%簡単にフィードバックさせる事ができます。
何しろアンプスピーカーと弦の距離は「常に約3cm」というあり得ない距離ですので。
普通このフィードバックをやろうと思うと大型アンプのスピーカーの真ん前に立ってとんでもない大音量で鳴らさないと難しいかと思います。普通の家庭でやれば、ガラスが割れるほど響いて速攻ご近所から通報されるくらいの音ですが、このギターだとめっちゃ小さな音でもそれと同じ様にフィードバックさせて遊ぶ事ができます。

ただしですが、ハードロック程度以上にディストーションサウンドを鳴らす場合は、外部エフェクター側での音作りがそれなり工夫が必要です。クリーンだと大音量でも全然問題無いのですが、ディストーションだと歪ませ過ぎるとハウリングやピー！と発振してしまいます。コツとしては、歪み量は80"sHR+アルファくらいに抑え、外部エフェクター側のトーンでハイを抑える事です。
(聖飢魔IIで言えば第2〜3教典くらいのサウンドなら十分出せます。第4もなんとか。でもliving legendとか1999black listみたいなキリキリゾンゾンサウンドだとまずハウリングします。)
写真にある超小型エフェクターのvox amplug leadはmaxだとかなり歪むディストーションですが、歪み量半分の5くらいが丁度いいです。これくらいでも初期バンヘイレンとかハロウィンあたりの80"sHR〜HMは十分弾けるくらいの歪みです。
またエフェクターも相性があるようで、写真にあるSANSAMPのGT2だと、このエフェクターはmaxでもそこまで歪まないのですが、何故かvoxより早めにハウリングします。
文字だと伝わりにくいですが、ガーン・ゴーン・ギャーン系の音はイケますが、ザーン・ザクーン・ゾゾーン系の音は無理な感じです。
この辺りはむしろギリギリの音作りを攻めて遊ぶのが非常に楽しい部分なので、どうか個人で色々実験して楽しまれて下さい。
外部エフェクターを必ずしも繋がなくても、下のミニスイッチをOFF側にすると、リターンに何も繋がなくてもピックアップ直のクリーン音が出る様にしてあります。
個人的なオススメは、写真にあるようにvoxのamplugを繋ぐと、完全にワイヤレス感覚でディストーションサウンドを鳴らしながら家中や外をうろついたりでき、新感覚で楽しいです。
また何も繋がない
スピーカーのボリューム自体は、クリーンなどでハウリング度外視で出すとすると、結構出ます。ディストーション用にハウリング対策で絞った場合には、普通の室内練習に丁度いい位の音量です。スピーカーは10センチの4インチサイズなので普通に「ズムズム」というくらいのローも出せます。

カスタム作りの面ですが、写真で見て頂く通りに、おおむね新品の様な綺麗な作りで出来上がっています。
エースモデルピックガードなどは通常サイズでも何度も作っているので、かなり完璧に近い出来かと思います。
ボディ色は、「純白」で作っています。ちなみに隣に参考に並べた本物エースモデルの様には経年で黄変しない塗料にしてあります。
ギターの全塗装も何度もやっているので、セオリー通り、まあまあ完璧にはやっているのですが、実は一旦完成後色々やっているうちにミスってしまって完璧な また裏通し用のストリングブッシュはこの様なホワイトの市販品は無く、これは普通の黒のブッシュを白に塗装したもので、その為弦とこすれてちょっと白が剥がれたりしています。これはもう仕方ないので、普通の文房具の修正液でちょっと補修したりしています。
あとそのブッシュ周りのトップ塗装が抜き差ししているうちに微妙に削れしまって周辺のトップ塗装が少し薄くなっています。よく見ないと分かりませんが。
後はほぼ、そこまで不満が出ることは無いくらいには出来ていると思います。

エースモデルの特徴の黒のサイドラインは、エルボードロップの所だけ、敢えてラインの取り方をちょっと変えてあります。本物エースモデルのエルボードロップの所のライン処理だけは正直雑だなぁ…と感じるので。

ピックアップはduncan designedのHB102Bです。いわゆるseymour duncanのSH-4JBのOEMモデルですので、音質は非常に端正でカッコイイです。このピックアップなのには意味が有って、私がこのcharvelアンプ内蔵ギターをセンドリターン付きに改造しはじめた頃(これが3本目です)、純正の(たぶんgotoh製)のピックアップのままセンドリターンでディストーションを通すと速攻ハウリングしてしまい、ノイズ対策を徹底的にやってみてもダメで困っていましたが、ふとピックアップ交換を色々試したところ、ダンカンのJBに替えた途端、嘘の様にピタッとハウリングが止まったのです。同じダンカンでも59でもdistortionでもカスタムでもどれもダメでしたが、何故かJBだけ抜群にハウリングしにくいのが分かりました。「JBは無理だろう」と思っていたのですが逆でした。本物のJBはでも高くなっているので「作りは同じ」と言われるダンカンデザインドHB102を試したら全く同じ結果になったのでこれを使っています。
このギターではさらにそれを念を入れてポッティング(蝋漬け)してあります。

ピックガードは、ボディに固定ビス穴を開けるのが嫌いなので、ビス穴は開けていません。パーツ類で本体にはがっちり固定できてあり、ホーンの尖った先端だけはピックガード裏にちょっと両面テープを使って固定してあります。

カスタムパーツ類は基本的にはこのギター用に用意した新品を使っています。
元々の内蔵アンプ基盤も、年数が経っていたので最新の新品基盤に変えてあります。アンプ自体の素の音もかなり良くなっている感じです。

実は追加パーツ代や塗装代だけで2万円かかっているので赤字です。
この仕様を作る為にしか使わないサイズのドリル工具や数ヶ月の作業などを考えたらさらに大赤字です。
私はギターをプチカスタムして遊ぶのを趣味にしていますので、作るまでがお楽しみで、完成してしまえばお譲りして次のギター製作費に充てる…というのまでが趣味になっており、元より商売ではありません。
本職のギター製作職人さんの様な完璧なプロではありませんが、プロの方に頼むとしたら本来かなりの金額がかかるものを採算度外視の趣味でやっているだけなので、要はカスタムギターに理解のある方、ノークレームを守れる方だけご入札お願い致します。

また、もし要るとおっしゃる方には、その筋のエースファンの方にしかお役に立たない様なちょっとしたオマケをお付けします。
レギュラーサイズのcharvel/jacksonボディに載せるためのエース清水モデル用ピックガード中断品3枚です。1つはピックアップ穴やセレクター穴がフレ失敗。もう1つはホーンの先端近くがホンのちょっとチップ(欠け)。チップは少しなのでパテか何かで埋めればまだ直せる気がします。もう1つはブリッジ部分の四角抜きを、そこだけ切り口を垂直に切り出す所を他外周と同じに角度を付けて切り出してしまい中断(パッと見どっちでも良い気もしますが…)。
こんなものでも欲しいとおっしゃっていただいた方のみです。入札代行の方など何もおっしゃらない方は、ゴミにされるのも嫌なのでお付けしませんのでご了承下さい。

出品物はカスタムしたギターのみですので、写真にあるエフェクターや本物エースモデルも付属？…ではありませんのでご注意お願いします。

発送は、お取引お手続き後、基本的に即日速やかに発送させていただきますので、ご入札者様もスピーディなお取引が可能な方、受け取り連絡をお忘れにならない方、のみでよろしくお願いいたします。
また、ご入札はこの様なカスタムギターにご理解のある方、過去オークションで悪い履歴やクレーム経験のいっさい無い方(全く非が無かったのに付いた悪い履歴は大丈夫です)、ギターのメンテナンスや追加カスタムなどはご自分の趣味としてできる方、のみでお願い致します。