関の名工【長谷部兼隆】太刀銘 会津兼定写し

豪壮実戦刀 深反り美麗姿 身幅・重ねゴリゴリ

九八式軍刀拵一式 鍔切羽通し番号 変わり塗鉄鞘


■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。

【太刀銘】
『兼隆』

兼隆刀匠は本名を長谷部聞一といい、
戦前から戦中にかけて活躍した関の名工です。

高度な技量を以て高級将校の佩刀などの優品を鍛え、
作刀僅少ながら美観・斬れ味ともに高く評価されています。


本作は兼隆刀匠の優れた技量が集約された入念作の一振、
土方歳三の愛刀で知られる会津十一代兼定を写した刀です。

身幅・重ねゴリゴリで深めに反りついた美しい姿を呈し
しっかりとした重量を有しながらも手持ちのバランス優れ、
強靭な地鉄に直刃調に互の目を交えて沸づく独特な刃文を焼き上げ
変化に富んだ見応え溢れる作域を示した華実兼備の秀作です。


特注品と思われる変わり塗鉄鞘の九八式軍刀拵に収められ、
貴重な透かし鍔と4枚切羽の全てに『694』の通し番号が打刻され
当時の姿を残した美しい外装が本作に華を添えています。


現存極めて稀な関の名工『兼隆』刀匠による出来優れる一振、
会津兼定写し豪壮刀を極上の軍刀拵と共に末永くお楽しみ下さい。


ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。

■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇

刃長：66.0cm 元幅：3.15cm 先幅：2.25cm

元重：0.74cm 先重：0.55cm 反り：1.9cm 目釘孔：1個

刀身重量：765g

（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）


◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・刀身のヒケや鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。

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